こんにちは。ビオス整骨院武蔵新城院です。今日はカルシウムについてお話します。
カルシウム摂取量1日600~700を目安に摂取できればよいとされています。
100gあたりにとれる主な水分40%以上の食品(乳製品以外)
①桜エビ しらす干し あゆ かわさぎ いわし
②ししゃも 油揚げ パセリ がんもどき モロヘイヤ サバの水煮
③厚揚げ バジル しそ だいこんの葉 ほっけ
水分40%未満の食品
①干しエビ 煮干し 桜エビの素干し ひじき エンドウ豆 ゴマ
①日本人のカルシウム摂取量について
厚生労働省が提唱しているカルシウム摂取量は男性650~800mg、女性600 ~650mgとなっているが、現在の男女平均は
・40代 446mg ・50代502mg ・60代540mg
と平均的に日本人のカルシウム摂取量は少ないです。
②カルシウムの吸収と働き
食品から摂取されるカルシウムは小腸で吸収されます。小腸上部でビタミンDの作用により吸収され、小腸下部で濃度の差による受動輸送で吸収されます。
カルシウムは1食で集中的に摂取するよりも、何食かに分けて摂取する方が効率は高まります。
カルシウムを阻害する物質としてシュウ酸(ホ ウレンソウ、ナス、キュウリ、モロヘイヤ)穀物、玄米などに多く含まれるフィチン酸、脂質もカルシウム吸収に悪影響とされています。
シュウ酸が増えているかどうかは尿が白っぽく濁る事で確認できます。白っぽく濁っているとシュウ酸が増加しています。
③ビタミンD
ビタミンDは骨の生育に必要な血中カルシウム濃度を高める作用、免疫作用を高める効果があります。
日光浴から生成される物質であり、環境省や骨祖しょう症財団などで見解は異なるものの、夏季で30分 冬期で1時間を目安に1日1回の照射でよいとされています。またビタミンDの食品は魚に多く含まれます。
・しらす干し さけ スモークサーモン さんま等
④運動
運動も骨の健康にとっては重要になります。体重負荷をかける運動が効率を高めます。
・速歩 ジョギング 階段昇降運動 ダンス 等
武蔵新城院に来院している個人の患者様用に作った資料になりますが、高齢の患者様や普段からカルシウムの減少を気にしている方が多く見受けられると思いますので、ブログのほうにも載せました。また、なにかご不明な点がございましたらビオス整骨院武蔵新城院までご来院ください。