2016.04.24更新

こんにちは武蔵新城整骨院です。
地震が多発している中、いざという時に役に立つ傷病者への安静の確保について話したいと思います。
まず傷病者が出た場合は衣服やベルトを弛めましょう。なるべく振動を与えない様にしましょう。意識がある場合は希望を聞いて弛めた方がいいか本人に問いましょう。

・保温について
悪寒、体温低下、ショック症状が有る場合は毛布などで保温し、傷病者の体温が逃げない様に温めましょう。
電気毛布、湯たんぽ、アンカなどは医師からの指示がない場合は控えましょう。地面やコンクリートに寝かせる際はかけるより下に敷くものを厚くしましょう。
日射病を除き、季節に関係なく実施して下さい。

 


・体位について


①仰向け
基本的には水平(仰向け)で寝かせる様にしましょう。最も自然で安定した姿勢です。

 

②膝屈曲位
仰向けの状態で膝、肩甲骨から頭に布団を入れ、心臓より高い位置に膝と頭がある様な姿勢にしましょう。
腹部に外傷がある場合や腹痛の時に有効な体位です。

 

③回復体位
横向きに寝かせた傷病者の下側の腕を前に伸ばし、上側の腕を曲げてその手の甲に顔を乗せる。安定させる為に上側の膝を90°曲げ、後ろに倒れないようにする。
吐いた物や窒息防止に有効ですので意識がない場合は有効な体位です。

 

④半座位
上体を軽く起こした体位です。胸や呼吸の苦しい傷病者に適しています。

 

⑤ショック体位
仰向けで足を高くした体位です。貧血や出血性ショックに適した体位です。
頭部外傷には禁忌です。


この様に医師の到着を待つ際などなにかあった時の際にはお試しください。

投稿者: ビオス整骨院

entryの検索

カテゴリ

新着情報

一覧へ >
2021/02/09
ブログ更新♪
求人情報 スタッフブログ 全国交通事故治療院 認定院 BEST治療院