こんにちは!海老名ビオス整骨院です。
最近読んでいる本がとても面白かったのでご紹介します。
人間のすべてをつかさどる脳のお話です。
人が自分を自覚するのには脳が作用しています。
脳が感じた現実世界からの刺激を受けて、
自分という存在を認識していますが
脳の活動は意識して感じられる事と、
無意識で活動しているので自分自身では感じ取れない事があります。
例えば、それをうまく使ったのがサブリミナル効果というものです。
サブリミナル効果とはテレビCMなどに、
自覚できないスピードでメッセージを映して
無意識で働く脳に訴えかけて、人々の行動を促す手法です。
無意識に訴えかけられてしまうと、自分では自覚していないのに、
メッセージにあった行動をとってしまいます。
例えば、映画館で映画が始まる前のスクリーンに「ポップコーン」と
目に見えない速度で映し出すとします。すると、多くの人が
ポップコーンを買いに行きます。
しかもその行動を起こした理由を聞いてみると、
自分が「ポップコーンを食べたいと思ったから」
といった自分自身の行動を正当化する回答が返ってきます。
面白いですよね。自分が意識的に行っている行動自体が、
脳の無意識の領域に働きかけられた刺激が原因だと
わからないまま行動しているっていう事実。
あなたの行動は自分自身が意識的に行っている行動なのでしょうか?
考えれば考えるほど取っても不思議です。
脳の働きは複雑ですが、とても柔軟性を持った働きを持った臓器なんです。
これをきっかけに少しでも自分自身の体に興味を持ってもらえると嬉しいです。