こんにちは!
日曜日担当の大口院 髙橋ですo(^▽^)o
今回はクマの冬眠について書きます。
冬眠とは動物がエサの不足をする冬の時期を乗り切る為に摂食や代謝を抑える方法です!
冬眠する哺乳類の大半は体が小さく弱いネズミなどの小型哺乳類でありクマのような大型哺乳類が冬眠する珍しいそうです。
クマは冬眠中基礎代謝を少なくして体内で使う酸素量を減らして長期にわたる冬眠を可能にしてます。
クマは冬眠時通常の4分の1以下のエネルギー量ですむように代謝をへらし、心拍数も通常の5分の1まで落とすことが分かってきました。
これは!仮に1日の基礎代謝が約1500キロカロリー、呼吸が毎分約20回の平均的な成人男性に置き換えてみると、1日に使うのはたったの375キロカロリーで、心拍も毎分3回しか行わない事になるそうです。
これではヒトでは基礎代謝を保てなくて死んでしまいます。
現在アメリカの救急医療ではヒトを人工的に冬眠状態にすることで酸素量を減らしながら手術を行うことが研究されています。
今後は医療の現場だけでなく宇宙開発への応用も期待されています。
ちなみに熱帯地方には高温乾燥した夏季に地中で休眠する夏眠をする生物(リクガメや肺魚)がいます。
参考文献 ターザン