こんにちは ️長者町院です
大型の台風も過ぎて秋が戻って来るのかと思いきやすぐに冬が来てしまう状態になりそうな感じです。また秋が無いのかと残念な気持ちです。まだ気温が安定もしてないので早く安定して欲しいと思っています。
さて突然ですが、体温を調節している場所ってどこの場所かと言うと脳の中の間脳と呼ばれる部分の視床下部って所になります。
常に一定の体温を保っている動物を恒温動物、気温によって変化できる動物を変温動物と言い、私達は恒温動物の部類に入ります。
ですが、体温を保つためにはエネルギーが必要です。食物から得たエネルギーの75%を使って維持するので大変な作業となります。
体温をコントロールするのは視床下部ですが、暑い、寒いの情報を伝えるのは皮膚温受容器と深部体温受容器が必要になります。
その受容器から視床下部に伝わって温度設定が行われていきます。
体温には適温があり、これをセットポイントとと呼びます。このセットポイントは37℃が通常となります。人間の平熱も37℃なので同じです。
ですがインフルエンザなどの感染症になったりするとウイルスを退治するために体温を高く保たないといけないのでセットポイントが38℃から39℃に設定されます。つまりは体の状態によってこのセットポイントは変更が可能となります。
例えばセットポイントが37℃だとして送られてきた受容器が37.5℃だとしたらその体温に戻すために脳はホルモン、運動機能などに命令します。
極度に寒い時は震えたりして熱を発生させたり、暑い時は汗などを出して体を冷やしたりしてセットポイントに戻せる様にして行きます。
冷え性などの場合はまた違う感じなので、その時は鍼灸などが効果が高いので相談をしてみて下さい。また他に体の悩みがありましたらぜひビオスに来院して下さい。